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水戸市・ひたちなか市での塗り替え工事で後悔しないための業者選びとトラブル回避術
塗装職人社長ブログ Vol.1
見えないところにこそ本当の塗装品質がある
~塗り替え工事トラブルの実例と業者選びのポイント~
■ はじめに
こんにちは、冨山塗装の職人ブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログでは、日々現場で感じていることや、お客様にぜひ知っていただきたい塗装の真実や注意点を、職人目線でお伝えしていきます。
第1回目のテーマは「塗り替え工事におけるトラブル」。
年々増えている“急成長型”や“多店舗展開型”の塗装会社に関する実例をもとに、現場で実際に起こっていることをお話しします。
■ 急成長の裏で増える「経験不足トラブル」
最近では、多店舗展開する塗装業者や訪問販売の営業が急増しています。
しかしその裏では、現場経験がほとんどない営業スタッフが現地調査を行うケースも多発。
面積を測り、定型フォームに数字を入力するだけで見積書は作成できますが、
本来最も大切なのは、下地の状態を正確に判断すること。
外壁の傷み具合や材質によって適切な塗料や工程は全く異なります。
それを知らずに見積りを作ってしまえば、施工後にトラブルが起こるのは当然です。

■ 「契約優先」がもたらす現場の混乱
営業マンに悪意があるわけではありません。
ただし、会社の方針として「契約重視」になってしまうと、
現場よりも契約に全集中する構造が生まれます。
いざ工事が始まると、現場の職人から
「この仕様で本当に大丈夫なのか?」
という疑問の声が上がることも少なくありません。
しかし、追加費用や手戻りを避けるためにそのまま進めてしまうと、
下地処理や下塗りなどの見えない部分が省かれてしまう危険があります。
結果として、工事完了後に「塗膜の剥がれ」「膨れ」「変色」などの症状が発生することも。
外観は綺麗でも中身が伴っていない──そんなケースを何度も見てきました。

■ 「大きい会社だから安心」ではない
「支店が多い」「CMをしている」=「安心」
そう思われる方も多いかもしれませんが、実際はそうとは限りません。
塗装工事は施工後のメンテナンスや点検が非常に大切。
しかし、エリア撤退などが起これば対応が難しくなるケースもあります。
お客様にとって本当に安心なのは、
**「誰が」「どこまで責任を持ってくれるのか」**という点です。
会社の規模ではなく、人の誠実さと技術力を見極めてほしいと思います。

■ 冨山塗装の“地元密着”という選択
冨山塗装は、創業約60年。那珂市・水戸市・日立市・ひたちなか市など、茨城県を中心に地元密着で塗装業を続けてきました。
これまで、フランチャイズ加盟やコンサルタント導入など、5件以上の全国展開の誘いを受けましたが、すべてお断りしてきました。
理由はただ一つ。
「自分の目が届く範囲で、お客様の家を守りたい。」
これが、冨山塗装が大切にしている信念です。
見積りから施工管理、完了検査まで、すべて自社で一貫対応。
国家資格を持つ職人が責任を持って施工しています。
見えない部分にも誠実に──。
この姿勢こそが、60年もの間、地域の皆様に信頼され続けてきた理由です。

■ まとめ
塗装工事は「外観を綺麗にすること」だけが目的ではありません。
建物を守り、長く安心して暮らすための大切なメンテナンスです。
価格や広告よりも、「誠実な現場と確かな技術」を選ぶことが、トラブルを防ぐ第一歩になります。
冨山塗装はこれからも、“見えない部分に真心を込めて”、地元の皆様の暮らしを守り続けます。
株式会社冨山塗装
代表取締役 冨山達也
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