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国家資格所有について 2018年06月22日
塗り替え工事は、資格が無くても受注や施工が可能です。
500万円以下であれば、県知事の許可も必要ないのです。
ですから、塗り替え工事だけを受注しようとしている業者は実は多いのです。
資格も許可もいらない市場ですので、参入しやすく、外観を見て塗り時かどうかは容易に判断できるので飛び込みの営業マンが多いのですね。
新築よりもリフォームに力を入れ出したハウスメーカーをはじめ、ホームセンター、地域ビルダー、不動産、リフォーム会社を中心に、家電量販店でも塗り替え工事が販売されるようになっています。
当社も某ハウスメーカーさんの指定店でもありますし、友人の塗装会社も様々な形で下請けやパートナー会社として取引きしています。
会話の中で感じるのが、お客様は、職人の質が最終的な仕上がりを大きく左右するという事を知って頂きたいという事です。
どこに頼んでも、最終的にお客様の敷地に入り作業するのは職人です。
足場やさんや大工さんもそうです。
殆どの塗装会社は、社長や親方だけが資格を所有し、職人は無資格者が多いです。
理由は、国家資格を取得するには学科と実技を勉強します。
勉強会に出れば、時間もお金も掛かります。
試験も学科と実技で2日間です。
有給休暇などはないところが殆どですから、現場を休めば日給が貰えません。
ですから一般的に職人は資格を取りに行きづらい環境なのです。
私はその環境が好きではなく、社員が積極的に国家資格にチャレンジできる環境を整えました。
その結果、4名が1級塗装技能士に1名が2級塗装士を取得、2名が専門学校へ通い2級施工管理技士を取得しました。
現在1級塗装技能士2名が独立をして、当社の塗装工事を請け負っています。
まとめますと、
1級建築塗装技能士 6名(2名独立)
1級鋼橋塗装技能士 1名
2級建築施工管理技士 2名
が所属しております。
2名は独立しましたが、正社員でこれだけの国家資格を取得している塗装会社は茨城県内でも数社かと思います。
塗り替え工事は、管理する者、施工する者が塗装のプロで有る事が重要です。
当社は、施工会社であり管理会社でもあります。
パートナーの塗装会社に工事をお願いしても、管理は当社が行います。
もちろん国家資格所有者が行いますので施工品質を徹底しています。
完成ではありませんが、日々進歩を心掛けています。
資格があれば100%良いという訳ではありません。
現場に立つ職人が有って当たり前であり、これからそうしていかなければいけませんね。
もちろん簡単ではありませんから全ての職人は無理だと思いますが、作業責任者には持って欲しいです。
これからも、取得プログラムを充実させ、パートナー会社にも推奨していきますので、これからも当社にご期待ください。