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欠陥塗装① 塗布回数不足
「3回塗り」と聞いたのに、実際は2回だったら?
外壁塗装ではよく
「3回塗りが基本です」と説明されます。
下塗り1回
上塗り2回
これが標準的な工程です。
しかし実際の現場では――
2回しか塗られていない
というケースが起きることがあります。
そして一番の問題は、
完成直後では分からないという点です。

なぜ塗布回数が重要なのか?
塗装は“膜の厚み”で性能が決まります。
・耐久性
・防水性
・紫外線耐性
これらは、適正な塗膜厚があってこそ発揮されます。
1回分の塗装が減ると、
単純に塗膜は薄くなります。
すると――
✔ 色あせが早い
✔ チョーキングが早い
✔ ひび割れが再発しやすい
✔ 剥離が起きやすい
といった症状が出やすくなります。
なぜ起きるのか?
理由はシンプルです。
工期短縮と原価調整。
1回塗らなければ、
・材料費が減る
・職人の人工が減る
・工期が短縮できる
しかし、見た目はほぼ同じ。
だから発覚しにくいのです。
実際にあった相談事例(匿名)
3回塗り契約だったお客様。
工事後3年で色あせが進行。
確認すると、工程写真がない。
材料の写真もない。
結果的に、塗布回数の証明ができず、業者は言い訳だらけ。。。
保証対象外となりました。
お客様は
「塗装はどこに頼んでも同じだと思っていた」
と話していました。
見抜くためのポイント
✔ 見積書に「下塗り1回+上塗り2回」と明記されているか
✔ 塗料の商品名が正式名称で書かれているか
✔ 全工程写真報告があるか
✔ 契約前の保証範囲の確認
✔ 地元で20年以上の実績があるか
ここまで確認できれば、
塗布回数不足のリスクは大きく下がります。
最後の実績の部分では、逃げる前提で工事を行う業者がいます。
多くのお客様が、前回の塗装業者に連絡が取れないと言います。
近年でも水戸近辺で元請け工事をしていた塗装業者が倒産や自己破産されています。
その時点で保証書はただの紙切れです。
長く続いていれば安心ではないかもしれないですが、それだけ塗装業界は
浮き沈みが激しく、低価格ばかりが強調され、経営がなりたたない状況に
なってきています。
「安さ」との関係
極端に安い見積りの場合、
どこかで調整が入る可能性があります。
塗布回数は、その対象になりやすい工程です。
お客様が飛びつきやすい価格をだして
安心価格を謳い、内容は曖昧。。。
だからこそ、
価格だけで決めるのは危険なのです。
冨山塗装の基準
私たちは、
塗ることよりも、間違えさせないこと。
✔ 塗布回数を明文化 ✔ 塗装カルテの提出
✔ 全工程写真報告
✔ 現場責任者は一級塗装技能士
“見えない工程”を見える化することを大切にしています。
次回は、
【欠陥塗装② 下地処理不足】
実は、塗る前で寿命の8割が決まる――
その理由を解説します。

三代目社長 冨山達也
