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【無機塗料 実績検証コラム】
11年経過しても劣化しない外壁塗装は本当に存在するのか?
― 那珂市アパート「ワールドセラ」実暴露検証 ―
外壁塗装の相談を受けていると、
「この塗料は20年もちます」
「無機塗料だから安心です」
といった言葉を、当たり前のように耳にします。
しかし私たちは、その言葉を鵜呑みにしてはいけないと考えています。
なぜなら、塗装工事の本当の品質は、カタログやプレゼン資料では判断できないからです。
■ 机上の理論ではなく「実暴露」を見るべき理由
今回ご紹介するのは、那珂市で11年前にワールドセラにて施工したアパートです。
掲載している写真は、施工直後のものではありません。
実際に11年間、雨風・紫外線を受け続けた現在の状態です。
特に注目していただきたいのが、
- 劣化が最も早いとされる「西面」
- 雨樋・柱・軒天といった付帯部
- 光沢が残る外壁表面の状態
写真をご覧いただくと分かる通り、
若干の汚れはあるものの、色あせ・ツヤ引きは見られず、非常に良好な状態を保っています。
これは偶然ではありません。
■ 「無機塗料=長持ち」ではない現実
ここで、あえて厳しいことを言います。
現在、市場に出回っている無機塗料の多くは、10年以上の実暴露実績がありません。
カタログ上では、
「高耐候」「超耐久」「30年相当」
といった言葉が並びますが、それはあくまで理論値です。
実際に10年、15年と建物に塗られ、
同じ場所・同じ条件で耐えた実例があるかどうか。
ここが最も重要な判断材料です。
■ 塗料だけではなく「施工管理」が寿命を決める
もう一つ、見落とされがちなポイントがあります。
それは塗料よりも施工管理の差です。
どんなに良い塗料を使っても、
- 規定膜厚を守らない
- 希釈率を誤魔化す
- 乾燥時間を無視する
- 付帯部を1回塗りで終わらせる
こうした工事では、性能は発揮されません。
冨山塗装では、
- 全工程の写真撮影
- 使用材料の記録
- 下地処理から仕上げまでの管理
これを「当たり前のこと」として行っています。
しかし残念ながら、この“当たり前”をしない業者が非常に多いのが現実です。
■ 契約のための資料より、10年前の現場を見てください
立派なカタログ、綺麗なCG、分かりやすいプレゼン。
それらは契約を取るための道具であって、
塗り替え工事の品質を保証するものではありません。
本当に確認してほしいのは、
- その業者が10年前に塗った建物
- 今も実際に残っている施工実績
- 劣化が早い面の状態
私たちは、こうした実物の確認を強くおすすめしています。
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■ 最後に
塗装工事は、見た目が綺麗なうちは失敗に気づけません。
気づいた時には、塗り替えから数年が経過し、
「安く済ませたはずが、結果的に高くついた」
そんなケースを、私たちは何度も見てきました。
だからこそ、
言葉ではなく、実績で判断する。
それが、後悔しない塗り替え工事の第一歩です。
