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東海村駅東口テナントビル改修工事|ALC外壁【ポリウレア樹脂塗料+無機塗装仕様】
■施工概要
今回の現場は、**東海村駅東口にあるテナントビル(ALC外壁)**です。
長年の風雨と塩害により、外壁のひび割れ・鉄部の赤錆・雨漏りが発生していました。
冨山塗装では、建物の構造・劣化状況を正確に診断し、
耐久性と防水性を両立した改修プランで工事を行いました。
■劣化状況と課題
ALC外壁は軽量で断熱性に優れる一方、吸水性が高い素材でもあります。
長年の雨風や紫外線、そして東海村特有の海風による塩害で、
目地シーリングの劣化や外壁の微細なクラック(ひび割れ)が多数確認されました。
また、鉄部の赤錆は進行が早く、
塗膜の膨れや剥がれ、腐食による強度低下のリスクもありました。

■シーリング・下地補修
まずは全目地シーリングを撤去・打ち替え。
雨漏りの原因となる微細な隙間も見逃さず、
高耐候シーリング材を使用して確実に防水処理を行いました。

その後、外壁のひび割れにはUカット処理+エポキシボンド注入を実施。
■鉄部塗装(赤錆対策)
塩害によって腐食していた鉄部は、
ケレン処理(サビ除去)→サビ固定型プライマー2回塗り→ハイスペック無機塗料2回塗り
という、合計4層構造で仕上げました。
特に「サビ固定型さび止め」は、表面に残った酸化層を安定化させ、
再発を防ぐ最新の下地材。
この工程を確実に行うことで、塗膜の密着性と耐久性が格段に向上します。

■外壁仕上げ(ALC専用4回塗り仕様)
外壁には、通常の無機塗料に加え、
KFケミカル社「タイルホールド(ポリウレア樹脂塗料)」を着色仕様で採用。
下塗りから上塗りまで合計4回塗りで仕上げました。
この塗料は、従来のハイスペック無機塗料を超える耐候性・防水性を発揮し、
ALC特有のひび割れや吸水の弱点をしっかりカバーします。
施工後は、マットな質感で建物全体が引き締まり、
ビル全体が現代的な印象に生まれ変わりました。

■仕上げカラーとデザイン
従来の淡いブルーとイエローの外観から一新し、
落ち着いたグレートーンで統一。
企業看板やロゴが際立つ、上品で清潔感のある印象になりました。
東海村駅周辺という立地もあり、
通行人の目を引くスタイリッシュな仕上がりに仕上がっています。


■冨山塗装の「責任施工体制」
冨山塗装では、
他社では中々扱えない責任施工認定塗料を複数取り扱っています。
メーカーと現場職人が密に連携し、
現場の声を研究・開発に反映させることで、
**「本当に現場で生きる高性能塗料」**を提供しています。
一般住宅からアパート、テナントビルまで幅広く施工し、
単なる「色付け」ではなく、
“建物を守る”ことを目的とした塗装工事を行っています。
■まとめ
今回の工事では、
- 全面シーリング打ち替え
- サビ固定型防錆塗装
- ALC対応ポリウレア樹脂塗料「タイルホールド」採用
という高耐久・防水仕様を採用しました。
これにより、長年悩まされていた雨漏り問題も解消し、
建物全体の耐候性と美観が大幅に向上しました。
冨山塗装は、これからも地域密着で、
**「確かな品質と安心のメンテナンス」**をお届けしてまいります。
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📍施工地:東海村駅東口
🎨仕様:ALC外壁4回塗り(ポリウレア樹脂塗料+ハイスペック無機塗料)
🔩鉄部:サビ固定型下地+無機塗料仕上げ
🏢施工:株式会社 冨山塗装

