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塗り替え工事お考えの皆様へ。最初に読んで頂きたい事。
◆結局どこにお願いしようかな?
このページにお越しいただき、ありがとうございます。
冨山塗装代表の冨山達也と申します。
初めて塗り替え工事をされる方、2度目、3度目の塗り替え工事をされる方に、まず知って頂きたい事を書いております。
塗装工事の失敗をされる方は、後を絶ちません。
少し長いですが、業者選考の参考にして頂ければ幸いです。
外壁塗装・屋根塗装は、ハッキリ言いまして手抜きが簡単です。
塗り回数や下地処理、塗料の伸ばし方まで、ごまかそうと思えばいくらでも手抜きができるのです。
ですから、悪徳業者などが後を絶たないのです
こんな売り文句が日本中で飛び交っているんですよね!
◆当社は自社施工なんで安いですよ。
◆全国展開の塗装業者ですから安心ですよ。
◆手抜き工事はしませんから大丈夫です。
◆今決めてくれるなら○○万円でやりますよ。
◆保証は○○年付けますからどうですか。
◆当社オリジナル塗料で塗装します。
どうですか?こんなフレーズを聞いた事ありませんか?
共通して言える事は、いかに安心させて契約に持ち込もうかというフレーズなのです。
こういったフレーズが悪いというのではなく、きちんとした説明をせずに、契約を急ぐ業者が多いという事です。
※だまされないでください。
塗装工事は、自動車を買う時のように試乗ができません。
また、食料品を買うときのように、おいしくなければもう買わない。
とはいきませんよね。
塗装工事は高額なのに「おためし」が出来ないという特性を持っているのです。
ですから、いわゆる『塗り逃げ悪徳業者』が多いのかもしれません。
外壁塗装が終わったら、さ・よ・う・な・ら…。
そんな事にならないように、じっくりとご自分の目で確かめて、納得のいく業者をお選びくださいね。
当社は、失敗もいっぱいしてきましたし、お叱りも受けてきました。
でも、そのお陰で今こうして仕事が出来ているのだと感じています。
きっと、施主様も言いづらい事もあったかと思うのです。
それでも当社の発展を思い、あえて耳の痛くなるような事も言っていただけたのだと感じています。
その度に、反省をし、検証を重ねて少しずつ成長しているような気がするのです。
今の自分たちがあるのも、地域の皆様のおかげです。
地域の皆様本当にありがとうございます。
おかげさまで平成28年には創業50年を迎える事が出来ました。
これからも外壁塗装や屋根塗装、塗り替え工事を通じて、そして専門店として、地域の皆様に笑顔と感動をお届けさせていただきます。
このページをご覧いただきありがとうございます。
私が初めてホームページを立ち上げたのが、平成21年4月です。
情報化社会ですから、どんどん立派なホームページを各社が競うように作り、また外壁塗装に関する情報が溢れかえっています。
今はやりのポータルサイトや一件まるごと〇〇パックなどなど。。。
塗装工事というのは、物販とは違い、職人の手作業によって進められていきます。
そしてお客様のお家も、壁材・屋根材・構造と様々ですし、価値観も人それぞれ違う事でしょう。
立地条件や環境、塗り替え工事の目的なども様々です。
ですから、一軒一軒オーダーメイドの塗装仕様となるのが当然なのです。
私たち塗装施工業者は、技術は良くて当たり前、知識もあって当然なのです。
日々勉強です。
このページを読まれているという事は、あなたも今どの業者にお願いしようかと悩まれていることでしょう。
もし、「今回の塗り替えは安く済ませたい」とお考えでしたら、この景気ですから、単価を落とすことはそんなに難しいことではないかもしれません。
ノルマ達成の為に、品質度外視の金額で契約を欲しがる営業マンは沢山居る事でしょう。
この場合は残念なことに、しわ寄せは塗装職人に行き、理不尽な工事をさせられる構図となってしまいます。
これは塗装業だけでなく、建設工事業全体に言える事ですが。。。
「いやいや、きちんとした工事を適正価格でしてほしい」とお考えでしたら、3社程候補の会社を選び、会社へアポ無し訪問して頂くことをお勧めいたします。その際の注意点は以下の通りです。
1・事務所・材料置き場や周辺が整理整頓されているか。
私も以前は、自分が住んでいる借家の一室を事務所にしていました。
それでも、お客様をお迎えする準備だけはしていました。
作業場は別にありましたので、小さくても古くても、手入れをして整理整頓を心掛けて、誰に見られても恥ずかしくないようにしていました。
親方である父からの教えです。
↓私冨山が3歳の時。倉庫も一緒に年を取りましたね。
↓長男が3歳の時。これでも現場監督のつもりです。笑
塗装業は綺麗にするお仕事です。
自社の整理整頓が出来ていない会社にお仕事を頼みたいと思いますか?
工事中の材料置き場に反映される重要な部分です。
仕上げ方や工事後の清掃といったところにも影響がある事と思います。
2・営業専門塗装会社?塗装施工会社?
これはとても重要な事かもしれません。
前者の場合、事務所などはテナントかマンションの一室などがほとんどです。
営業スタッフは個人事業主扱いが多く、完全ノルマ制が多いため、いかに早く契約に持ち込むかを徹底的に勉強しています。
契約無し=収入ほぼゼロ
厳しい世界です。
この場合、1の倉庫や作業場などは無い事がほとんど。
塗装工事のあっせん業者だと認識していただいても構いません。
社名がカッコ良くても、〇〇ペイント、〇〇塗装工業、〇〇塗装工房などとなっていても、塗装施工業者ではないかもしれません。
塗装工事自体は、下請け・孫請け業者に依頼することがほとんどです。
良い職人に当たれば良いですが、ハズレ職人に当たると工事中からトラブルになる事もありますので、注意が必要です。
最近では、地元茨城のホームセンターなどでも、この方式を採用しているようです。
くわしくはこちらに書いてあります。
もちろん、きちんとした営業専門会社もあると思いますが、数は少ないかと思います。
私冨山の個人的な感想です。
後者の場合は、事務所と作業場が一緒の場合が多く、1人親方の業者、2名~5名程度、10名程度の規模まで様々。
塗装工事に精通している反面、営業やマナーなどを勉強する機会が少ないため、サービス面や提案力などに不安があります。
品質に関係なく、自分達がやりやすい工事や使いやすい塗料で工事をされるケースもありますので注意が必要です。
3・代表者が、職人経験者もしくは職人なのか?
代表者が現場を知っている事は、大変重要ではないでしょうか?
※もちろん、社員が20名以上の業者や専門店の店長経験など、例外はあります。
現場を知らないがために、間違った仕様を組んだり、指示を出したりしてトラブルになるケースが多いようです。
塗ってはいけない塗料(下塗り・上塗り問わず)を塗ってしまったり、塗装では無理な劣化状態なのに、無理に工事をしてしまうケースなど。。。
また、劣化状態や前回の塗膜の種類によっても、下塗り材を水性か油性かにする判断をする必要性がありますが、その判断が出来ない事もあるでしょう。
結局のところ、現場職人の言う事の良し悪しを判断できず、お任せ状態になりトラブルの要因を作ってしまったりするのです。
例を挙げますと、間違った下地処理方法を職人が行っていたとしても、指摘・修正が出来ないのです。
悪意無き失敗が起きる瞬間ですね。
職人だって人間です。適切な指示がなければ、自分がやりやすい、楽な作業を選ぶと思いませんか?
さらに安全性・安心感を重視するなら、3年以上前の近所施工物件を見せて頂く事です。
その会社がお客様と塗り替え後も良縁な関係を持っていれば、自信を持って案内してくれるはずです!
おそらく、殆どの業者はそれが出来ないかもしれません。
理由は、アフターフォロー・メンテナンスを行っていないから。。。
あなたなら、塗りっぱなしの業者とアフターを行う業者、どちらが良いですか?
もっと詳しくWEB上には書かれていない事をお知りになりたい方は、下記より小冊子をお申込みください。
そして、可能な範囲で施工中の現場を見学させてもらいましょう。
塗装は、仕上がってはじめて商品となりますから会社の規模やブランド、営業マンの言葉だけを信じてしまっては、「どうぞ私をだましてください」と言っているようなものです。
ご自分の目で、大金を払う会社を確認し、納得のいくまで説明してもらいましょう。
そして、これからご自分のお家を守ってくれるパートナー会社を見つけ出しましょう。
電話でのお問い合わせ
営業と契約までにほぼ100%と言って良いほど力を入れている一部の訪問販売業者やリフォーム業者は、私達には想像も出来ない営業法で契約をバンバン取ります。
そして、工事をどんどん行います。
地元の塗装業者に工事をお願いするわけですが、質の良い工事業者であれば問題ありません。(あくまでもきちんとした予算を立ててくれる場合)
しかし、契約が予想以上に取れた場合、さらに業者を探して、飛びついてくる塗装業者に投げるわけです。
早く工事を終わらせて集金したいですからね。
そこでは、お客様には絶対に分からない駆け引きが行われています。
- お宅は初めてだから、最初はこの金額でやってくれ。腕を確認するから。。。
- お宅の代わりはいくらでもいるからさ。この金額でやらないなら良いよ。。。別に。。。今返事して。。。
- FAXを送るから直ぐ返答して。あっ早いもん勝ちだからさ。気を付けてよ。。。
- 今回は予算が無いのよ。この予算でやってよ。次で返すからさ。。。
- 3日後に足場組めるなら、お宅任せるよ。ダメなら次は無いよ。しょうがないよな。
こうなってくると、いかに早く安く工事を終わらせるかが最優先となり、
削れるのは人件費。。。
工程を省けば、何とか赤字は免れるな。。。
塗料は支給だから少し足らなければ伸ばして塗ろう。
仕方ないよ、これで納めてくれと元請けから言われたんだから、俺の責任じゃない。
こうやって品質低下を招き、お客様は被害を被るわけですね。
怖いですよ。ホントに。。。
- 材料費
- 消耗品費
- 労務費(足場・洗浄・下地処理・養生・塗装)
- 諸経費
- 利益
4の諸経費は、大きく分けるとこうなります。
- 現場でかかる経費(機械損金・車両損金、燃料代・発生材処理費など)
- 広告宣伝費(チラシ、ホームページ等)
- 営業費(営業を雇った場合にかかる経費)
- 運営費(事務諸経費・社会保険料・損害保険等)
といった内容になります。
よく、ホームページなどで『当社は直接施工なので中間マージンがかかりません!』と言っている業者は営業費の部分を言っています。
しかし、中間マージンが無く安いからといって、良い工事なのかというと、これは、大きな間違いです。
業者によっては、低価格低品質の業者もいるということを頭に入れておくべきでしょう。
私は低価格高品質が好きです。
皆さんもそうじゃないですか?
でもそれは、物販に限ってです。同じ物を買うなら安い方が良いわけです。
それでも、極端に安い物は気を付けます。
どういった理由で低価格を実現しているのか?企業努力はどのように達成されたのか?
特に激安の食べ物には気を使いますよね。
最近では、SNS等で情報が出たりしていますが、内容を確認すると激安にはそれなりの理由がある事が分かります。
私も、
『そうだよな~、そうしなくてはならないよな~』
と納得してしまいます。
理由が分かって購入するなら何の問題もないと感じます。
自己責任という事ですね。
外壁塗装や屋根塗装の場合は、労務費が大半を占めますから、1件として同じ内容の工事にはなりません。
ですから安い・高いという判断基準が曖昧なのです。
建物の傷み具合や形状、立地条件によっても労務費が大きく変わりますからね。
仕事欲しさに安さを売りに契約をする業者は、労務費最優先の工事が行われる可能性が高くなります。
たまに1坪〇〇円~から
という工事金額を載せている業者もいますが、塗装工事は塗る㎡数からの見積もりでなければ正確な金額が出せないと考えます。
A図のa・cとB図のb・dは同じ㎡数です。
この場合、坪数が変わっても外壁の㎡数は変わらないのです。
見積りの出し方は様々ですし、その理由も様々。
お客様はご自分が納得できる見積書を提出してくれる業者をまずは候補に挙げるべきです。
当社の場合は、外壁・屋根の㎡数を図面と実測から算出します。
下地の痛み具合、外壁材・屋根材の種類、形状から塗料を何㎏使うか計算し、その工程に掛かる労務費を計算。
その他の諸費用をパーセンテージで算出して、最終的な会社の利益を出します。
ですので、大幅な値引きも出来ないですし、自信を持っての金額をお客様にご提出させていただきます。
それでも、
『結構高いわね。。。』
と言われる事もあれば
『なんでこんなに安いの。。。』
と言われる事もあります。
人それぞれの先入観や相見積りを取った業者によって判断基準が大きく変わってしまうのですね。
↓こちらが当社で使っている計算表です。どんぶり計算ではなく、綿密に費用を計算しお客様も自分たちも笑顔になれるお見積書を作っています。柔軟に対応出来るようにソフトではなく、私冨山がエクセルで作っています。
最近とても流行っているポータルサイトも危険な場合があります。弊社にも登録しませんか?
という勧誘の電話が頻繁にありますが内容は次のようになります。
お見積り案件を紹介 1案件あたり、3、000円~5、000円の支払い
工事契約した場合 契約金額の10~20%の支払い
100万円の工事の場合、103、000円~205、000円の営業費が必ず発生しています。
それは誰が支払うのかと言いますと、、、そうですね、お客様です。
『それなら、来てくれた業者と直接契約すれば、安くできるのでは?』と思うお客様もいらっしゃいますが、業者は契約上、違約金が発生するため、それが出来なくなっています。
サイトを運営する会社は、どこの業者が、いくらで契約しようとも関係ないのです。
必ず利益が発生する仕組みを作り上げていますので、品質は関係ない場合が多いようです。
とにかく、インターネット上に広告を出し、その広告代を見積もり依頼した業者から回収するという事ですね。本当に業者数も広告も多いのです。
ですから中間マージンは必ず発生していることを覚えておいてください。
見積もり案件を集めるだけで、1件3、000円、5社に振り分ければ15、000円最低収益となるわけです。
この場合、塗装会社は必ず相見積りになります。
それは良いことですが、結局自社の強みより値段で判断されることが多くなり、品質低下を招いているのが現状なのです。
もちろん、真面目な塗装屋さんに出会えれば良いですが・・・。
また、運営費についても書かせていただきます。ここは重要です。
社会的には、株式会社組織とし、実際の社員は社長のみ(妻なども入る場合有り)、営業マンは完全歩合制(個人事業主扱い)で、工事は100%外注という塗装会社は、一番儲かります。
人件費の面で固定費が掛かりませんし、社会保険の加入義務は役員のみ、雇用保険料や労働災害保険料も無いに等しいです。
掛かるのは、加入していれば民間の賠償責任保険程度。
本社事務所はテナントやマンションの一室で、ほとんどの場合が作業場や倉庫などありませんから、経費も掛かりませんね。
100%塗り替え工事しか行わない塗装会社は、この形態が非常に多いようです。
この逆に、正社員でほとんどの工事を行い、社会的義務を果たしながら運営する塗装業者もいるわけです。
当社の場合は、正社員の塗装職人しか出来ない塗装工事を行いながら、国家資格を持つ塗装職人が現場管理を行い、そして営業も行い、専属の塗装職人と共に塗り替え工事の事業展開をしています。
ここで経費の差が大きく出ますから、5の利益に差がでるという事です。
正直、工事品質はわかりません。
前者の工事の場合は、すべてが外注工事ですので、工事責任がどこにあるのか?不安です。
工事管理とは名ばかりの場合が大半で、塗装知識や建築知識に乏しい営業マンが管理する場合は、塗装職人が行っている作業の甲乙を付けることが出来ません。
塗装職人の言いなりになって、お任せ状態になっています。
トラブルになった時に、責任のなすり合いがあるのが、このパターンです。
どちらを選ぶかはお客様次第なのですが、選ぶために見分ける方法もあります。
見積もりを取った塗装会社のホームページをご覧になってください。
代表者の顔写真のみ、もしくは無い場合は、前者の可能性が高いです。
営業マンやパートスタッフだけの場合も、塗装職人は居ないと考えた方が無難でしょう。
いわゆる営業塗装会社という事です。
工事は完全自社工事・一貫責任施工ですと謳いながら、営業マンのみの顔写真も矛盾が生じますね。
営業マンが工事を行うのでしょうか。
『自社工事』という表現は人によって解釈が様々ですので、よく確認しましょう。
少し長くなりましたが、こういった理由から業者によって価格に大差が生じるのです。
坪単価やパック塗装は、一番面倒な見積書作成を省きたいだけだと私の持論です。
ですからあなたも、私と同意見であれば、このことを踏まえた上で業者を選んでいく必要があるのです。
とにかく安く工事を済ませたいなら、3ちゃんペンキ屋さんがお勧めです。父ちゃん、母ちゃん、兄ちゃんで運営している個人のペンキ屋さんです。
母ちゃんと兄ちゃんは扶養に入り、経費もほとんど掛かりませんから、安く工事をしてくれる可能性は高いです。
品質や保証はわかりませんが、労務費と足場代・材料代等だけで、工事してくれるかもしれません。
- 材料費
- 消耗品費
- 労務費(足場・洗浄・下地処理・養生・塗装)
- 諸経費
- 利益
最後に5の利益というのが、塗装業者の儲けになります。
ここも業者によって違うのです。
かなり高額な業者もいれば、良心的な業者もいます。
代表者の考え方次第で、暴利を取るか、適正な利益を確保するか、決まってしまうのです。
『儲けて何が悪い』
と言われそうですが、会社は儲けなくては存続出来ませんから儲ける事は大切です。
ただ、お客様を騙してまで、下請け業者を泣かせてまで、必要以上に儲ける事は問題ですよね。
ですから騙されないお客様が増えなければいけません。
これからも無料相談会は続けていきます。
いかがでしょうか?
同業者からバッシングを受けるかもしれませんが、お客様に一つの基準となればと書かせていただきました。
ご参考になれば幸いです。