新着情報
これからの工事事情。
今回の地震・津波によりお亡くなりになられた方々に対しまして
お悔やみを申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り申し上げます。
緊急雨漏対策プロジェクト
レインブロック 営業チーフの冨山です。
穏やかな日々が続いています。
こんな日々が続いてくれれば良いのですが、
人類がどんなに進歩しても、自然には敵わないのでしょうね。
4月に入り、屋根の修繕工事も少しずつではありますが、
落ち着きをみせてきました。
常陸大宮市内も、ブルーシートなどで雨漏り対策をされているお家が
多くあります。
周辺の各市町村でも、数多くあるようです。
業者が施工した場合とご自分で施工したお家がありますが、
『なんとか、雨漏りだけは回避したい』というお気持ちが伝わってきます。
私も震災の翌日から、屋根の修繕に動きました。
社員も被災してましたので、私一人での行動でした。
とにかく、近くのお客様から廻れるだけ廻ろうと思いましたが、
一日6件が限界でした。
もちろん土のう袋はありませんので、塗装工事の際に使用する
少し厚めのビニールでの、簡易補修しかできませんでした。
その後、土のうやブルーシート、外壁用の防水シートなどで
屋根の修繕に動いたわけですが、ガソリン不足や、現地まで行かなければ
状況がつかめないという状況に四苦八苦・・・
瓦の残骸撤去と屋根の上という過酷な状況で、11人のスタッフも疲れがたまって
いました。
現在は、塗装業務が7割、屋根修繕工事が3割といったところではないでしょうか。
ひとまず、簡易修繕がおわり皆様もホッと一息かと思いますが、
それでも瓦屋さんは、四苦八苦している状況が続いています。
電話の対応と現場施工と管理、現地調査に追われ
本当に疲れきっています。
しかも、雨漏り対策に追われ、ブルーシート張りをしていると
『瓦の補修工事ができない』という悪循環となってしまいます。
今現在、当社と提携している瓦屋さんは、800件を超える補修依頼があります。
その他にも、500件の依頼があるところが2社あります。
瓦屋さんに代わり、当社で雨漏り対策の工事を代理で行って
いる状況です。
800件で計算した場合、平均1件の工事が3日と考えて
800件×3日=2400日
2400日÷300日=8年 ※300日は、一年の稼働日数と考えます。
単純計算で8年です。
3年と5年は、大げさに言っているんだろう!と
思われる方もいらっしゃいますが、決して大げさではない
という事がお分かりいただけるかと思います。
当然の事ながら、雨が降れば工事は中止です。
今現在で一年前後内で補修が行えるお客様は、10%位だと思われます。
そして、もう一つ懸念されているのが、資材の調達に関してです。
屋根資材はもちろん、内装材や断熱材、ガムテープやビニールまでも
入手困難であり、値上がりもすでにしています。
その分、工事代金も値上げを余儀なくされ、地元密着の施工業者は
工事代金が高いと思われるのを嫌がり、見積りに頭を悩ましています。
当然のことながら、私もその中の一人です(汗)
阪神淡路大震災の時、多くの建設関連業者が倒産に追い込まれたと
聞いております。
その理由は、みんな大変な時だからと、工事代金を頂かなかったり、
はたまた頂けなかったり(汗)、としたためだそうです。
これでは、復興する前に景気がどんどん冷え込んでしまいますね。
職人が、一日行動すれば、車両費と燃料費、労務費、材料を使えば材料費、
労働災害などの保険料、などが最低でも発生します。
細かく言えば、移動時間も労働時間となりますので、
自分の代わりに人が動けば、対価が発生するという事を
改めて認識し、お客様と業者の皆様が良い関係を保って頂きたいと
思います。
とにかく、代金の大半が労務費となりますので、レインブロックといたしましても
出来るだけ、施工後の補修が発生し、お客様と業者の皆様の
ご負担にならないようなシステムを開発していかなければいけません。
次回は、テスト施工の様子をご案内できるかと思いますので
宜しくお願いします。
雨漏対策のご相談は、
お電話無料 0120-978-825
でお受けしております。
お気軽にご相談ください。